
最近AIがブームとなっていて興味はあるけど何を勉強すればいいのかわからない人が多いと思います。私もその一人でした。
ここではAI初心者が一人で勉強を進められるようになるための第一歩をどのように踏み出すかについて書いていきます。
機械学習を勉強しよう!
現在AIと呼ばれているのは大抵が機械学習の技術です。なのでまずは機械学習を勉強するのが近道でしょう。私がオススメするのは次の順番で取り組むことです。
- まずは本や動画でさらっと全体を掴む
- 実際に自分でコードを実装してみる
では具体的に説明していきます。
本や動画で全体を掴む
まずは手頃な本や参考書を読んでみよう
最近は本屋に行くと本当にたくさんの機械学習の本を見かけるようになりました。機械学習の基礎的な知識をつけるためにパラっと見て取り組みやすそうな本から2〜3冊読んでみましょう。
一つ一つの事柄を完全に理解する必要はないので、わからないところは飛ばしても大丈夫です。全体として機械学習が何をしているのか流れをつかみましょう。
私のオススメはこの二冊です。
AIとはどのようなものかという全体像を掴むのに最適な一冊です。具体的なアルゴリズムにも少々触れてはいますが実際にプログラミングするとか言う話は全くないため完全初心者の方も安心して読めると思います。
こちらは実際に機械学習のプログラミングを解説した本で、完全な初心者の方はやや敷居が高いかもしれません。最初の方を読んで意味不明であったらもう少し平易に書いてある本を挟むとよいと思います。
動画(e-learning)も利用しよう
本は一方的なインプットで終わりがちですが、動画を利用することでアウトプットをしながら勉強できるという利点があります。また映像として記憶に残りやすいです。
私が利用しているのはUdemyという動画サービスです。
機械学習だけでなくプログラミングの基礎やビジネススキル、デザイン…など様々なコンテンツが用意されていて自分にあった講義を受けることが可能で本当にオススメのサービスです!
実際に自分でコードを実装してみる
大きな流れを掴めたら実際に手を動かしてコードを書いていきましょう。
学習する言語はPythonがオススメです。始めは本や講義動画のコードを写経して実際に動くことを確認するという作業をひたすら進めていくことが大切です。
ある程度コードを書くことに慣れてきたなと思ったら勉強したことをアウトプットしてみましょう!
アウトプットする場としてオススメなのがKaggleやSIGNATEいうデータ分析コンペサイトです。

Kaggleでは実際のデータが提供され、与えられた課題に対して実際にデータ分析を行うことができます。例えば住宅価格の予測や手書き文字の認識、メルカリの価格予測といった様々なコンペティションが用意されています。

コンペってド初心者で突っ込んで行っても迷惑になるだけじゃ…
と思ったあなた、大丈夫です!
コンペといっても我々初心者はリアルタイムで勝負!といった感じではなく、自分のペースで取り組んでどれくらいの順位か確認するくらいの気持ちで参加できるので安心して参加してください。家で好きな時に取り組めますよ。
Kaggleのサイトは全て英語なので、全く英語が読めないよという方でしたらSIGNATEという日本語のデータ分析コンペがあるのでそちらに挑戦するとよいと思います。知名度としてはKaggleの方が高いです。
Let’s Try !
以上初心者がAIを勉強するための第一歩をご紹介しました。
ここではプログラミング言語のPythonの基本的な知識はある前提で話してしまいましたが、もしプログラミングも全く未経験という人はUdemyなどでPythonの基本的な作法を勉強してみてください。
機械学習を扱うために最低限必要なプログラミング知識はさほど多くはないし難しいわけでもないので、コードの大体の意味が理解できれば十分だと思います。本一冊やってからと意気込む必要はありません(挫折の元です笑)。
何事もまずはやってみることが大切です!やってみてどうしても無理そうなら一旦置いておけばいいだけの話です。先入観だけで挑戦しないのは本当に勿体無いのでまずはこの第一歩踏み出してみましょう!
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