初心者の証券口座は特定口座(源泉なし)を選ぼう

証券口座を開設しようと申し込み画面を開くと特定口座という欄があって何のことだと困ってしまいますよね。

一般口座や特定口座は税金の納め方が異なります。これから投資を始める人には特定口座(源泉徴収なし)がお勧めです。

それぞれの口座のメリット・デメリットを比べて考えてみましょう。

この記事の対象者
  • 一般口座と特定口座のどちらを選べばいいか悩んでいる人
  • 二つの口座の違いがわからない人

一般口座・特定口座は納税のため

通常株式の売買などで利益を上げると20.135%の税金が課されます

例えば100万円で購入した株式が110万円に値上がりしたタイミングで売却した場合を考えてみます。

このとき利益の10万円に対して20.315%の23150円が税金として引かれ、受け取ることのできる利益は76850円となります。

実際には売買を繰り返すのでかかる税金は年間の総利益を元に決まります。そのために年間取引報告書という証券会社ごとの売却額や取得額を記した書類を作成して提出する必要があります。

一般口座と特定口座は年間取引報告書を誰が作成するかという点が大きな違いとです。

メリット・デメリット

一般に証券口座は3種類あってそれぞれ税金の計算や手間が大きく変わります。

  • 一般口座
  • 特定口座(源泉徴収なし)
  • 特定口座(源泉徴収あり)

一般口座

一般口座とは年間取引報告書を自分で作成します。確定申告が必要となりますが、それまでは資産を自由に運用できるため効率的な資産運用が可能になるというメリットがあります。

  • 税金支払いまでは資産を自由に投資可能

  • 確定申告や年間取引報告書の作成の手間が大きい
  • 複数の証券口座を保有する場合はさらに大変

特定口座(源泉徴収なし)

特定口座は年間取引報告書を証券会社が代わりに作成するため手間を省くことができます。この年間取引報告書を元に税金を納めるので確定申告は必要となります。

後で説明しますが投資利益が20万円以下の場合は確定申告が不要となるため取引額が小さい人にとっては最適です。

  • 税金支払いまでは資産を自由に投資可能
  • 投資利益が20万円以下の場合は確定申告が不要

  • 確定申告をする手間がある
  • 税金を一度に納めるため資金不足になる可能性がある

特定口座(源泉徴収あり)

源泉徴収ありの特定口座は年間取引報告書を証券会社が代わりに作成してくれて、さらに税金も源泉徴収という形で自動的に引き落とされるため税金に関する手間をほとんど省くことができます

一方で毎回の取引のたびに20.315%課税されるため運用できる資産が8割に目減りしてしまい資金効率が落ちてしまうという点は注意が必要です。

  • 確定申告が不要で税金を気にする必要がない
  • 毎回の取引の利益から税金が引かれるため資金効率が落ちる
  • 年間で損失を出した場合は損失繰越のため確定申告が必要

これから投資を始める人は「特定口座源泉徴収なし」

では一体どの口座を選べば良いかというと、特別な理由がない限り特定口座を選びましょう。また投資を始めたばかりの人は特定口座(源泉徴収なし)がお勧めです。

実は年間の総利益が20万円以下の場合確定申告は免除されます。一般的には特定口座(源泉徴収あり)がお勧めされていますが、こちらは税金を気にする必要がない反面総利益が20万円以下の場合においても課税されてしまうというデメリットがあります。

この税金は戻すことができないため少額運用の場合運用効率を非常に落としてしまいかねません。

そのため年間総利益が20万円以下に収まりやすい投資初心者は免税の恩恵を預かることができる源泉徴収なしの特定口座が最も効率的に資産運用が可能となります。

まとめ

一般口座と特定口座では年間取引報告書の手間を省ける特定口座を選ぶ。

  • 特定口座(源泉徴収あり):年間総利益20万円以上の見込みの方
  • 特定口座(源泉徴収なし):年間総利益20万円以下の見込みの方

コメント

タイトルとURLをコピーしました