レイ・ダリオから学ぶ世界一わかりやすい経済の仕組み

レイ・ダリオという人物を知っていますか?「投資界のスティーブ・ジョブズ」の異名を持ち世界最大のヘッジファンドの創始者です。

世界中の経済界のリーダーが彼を知っているし、アメリカ政府の経済方針の決定の際は必ず彼の意見を聞いていると言われています。

そんなレイ・ダリオが動画で解説している経済の仕組みが本当にわかりやすく勉強になるので紹介します。

この記事の対象者
  • 難しい言葉とか知らないけど経済って何か知りたい人
  • お金の仕組みについて知りたい人

30分でわかる 経済の仕組み

まずはこちらをどうぞ。とても濃密な30分を過ごせるはずです。

30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio

どうでしたか?中々1回見ただけでは理解しきれない部分も多いでしょう。それでは動画で説明していたことを復習していきましょう。

前半のこの記事は「クレジットによる短期の経済変動」についてです。

経済とは取引の積み重ねである

経済とは取引の積み重ねで成り立っています。取引とは買い手がお金を払うことで売り手が商品やサービスを提供することです。取引は私たち個人はもちろん会社、国など様々な規模で行われています。経済は取引によるお金によって動かされています。

世の中の取引に使われるお金は現金だけではありません。クレジット(信用)というお金も取引には使われています。クレジットとは未来の自分に借金をすることで手元にないはずのところに生み出されたお金のことです。

現代の経済ではクレジットは現金の何十倍も出回っています。

クレジットが経済を変動させる

クレジットは下の2点で貸し手と借り手の双方にメリットをもたらします。

  • 貸し手は借り手から利子を受け取ることで元金を増やす
  • 借り手は持ち金以上のお金を動かすことができる

クレジットの最も大切な特徴は借り手が持ち金以上のお金を動かすことができるという点です。つまり私たちの支出が増えることになります。クレジットは私たちの支出を増やすという点で経済にとても重要な影響を与えます。

経済は取引の積み重ねなので、私たちの支出が増えると誰かの収入が増えることになります。

収入が増えると借り手の信用力が増すので貸し手は利子をもらおうとより多くのお金を貸そうとします。

するとお金をより多く手にした人は支出もより多くなります。支出が増えると…もうお分かりですね?このようにクレジットの存在によりクレジットのない世界より多くのお金が出回り、経済に好循環をもたらしていることがわかります。

クレジットのない経済では経済の拡大は技術発展や知識の蓄積による生産性の向上によってのみ起こります。しかしクレジットのある経済では生産額以上の消費が可能となり世の中により多くのお金を供給して経済を拡大させることができます。

クレジットが増加するとどうなるかというと物価が上がります。なぜなら

物価 = 世の中のお金 ÷ モノの売り上げ総量

なのでクレジットでお金を生み出せばそれだけ物価は上がります。これをインフレといいます。

国は過度なインフレを避けたいので中央銀行(日銀)は物価が上がると利子を引き上げます。利子が上がるとお金が借りにくくなります。お金が借りれないと支出も減ります。支出が減るとその分他の人の収入が減ります。

というように先ほどと逆のサイクルをたどり経済は縮小していきます。このようにクレジットが存在する経済では上下動のサイクルが生じ、このサイクルが5~8年の周期で起こっています。これが経済の短期的な変動です。

ここで注目して欲しいのは周期の頂点はその前の周期の頂点よりも高いことです。つまり周期を重ねるごとによりクレジットが増えています。これは人間がクレジットを返済するよりも借用額と支出を増やす傾向にあるからです。

この動きが経済に長期的な変動をもたらします。こちらについては次で説明することにします。

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