【RedHat資格】EX288 OpenShift Application Development合格のための勉強法

クラウドの資格取得にRedHatのOpenShift Application Development (EX288)の取得を考えているけど、本当に自分が取得すべき資格なのかわからない。問題の難易度や勉強法も情報が少なくて不安、、、

以上のような、OpenShift Application Development試験の受験を考えている人の質問にお答えします

私も元々OpenShift(というよりはコンテナ技術)に関しては初心者でした。しかし半年の勉強期間を経て認定資格を取得することが出来ました。

そこで、この記事では私の経験を通してRedHat OpenShift Application Development (EX288)試験についてこの資格を取得すべき対象者や合格のための勉強法について紹介します。

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どのような人が受験するべきか

この試験がどのような人が受験すべきかというと以下の2点のどちらかに当てはまる人です。

  • コンテナ環境でエンタープライズ向けのアプリケーションの開発を行うエンジニア
  • 現在または将来OpenShiftを基盤としたシステムに関わる人

まだまだ専門人材が足りない分野のため、ベンダー企業ではもちろん、そうでない場所においても価値のあるスキル証明になるので上記に当てはまる方は資格取得を目指すことをぜひおすすめします。

勉強時間や勉強法

EX288の資格取得に必要な勉強時間は一般的に約100時間と言われています。
私の場合は完全にコンテナ技術というものを知らない状態からスタートして80時間程度かけて勉強したため、このくらいの時間は必要だと思われます。

では、具体的にどんな勉強をすればいいかというと以下の2点をおすすめします。

  1. 参考書やudemyの動画講座でOpenShiftの事前知識を身につける
  2. RedHatのトレーニングを受講またはLearning Subscriptionのライセンスを取得してハンズオンで学習を進める

ハンズオン学習は必須

RedHatの試験は他のIT資格試験のように選択式の問題ではなく、与えられた要件を満たすように実際にコマンド操作を行う実技試験のため、ハンズオンでの学習は必須です。

ハンズオンの学習教材は現状以下の2つ以外におすすめはありません。

learning

どちらもRedHatから提供されている試験対策用の講座です。なぜこれ以外の方法がおすすめできないかというと、理由は2つです。

  1. 個人のローカル端末にOpenShift環境を用意するのはかなりハードルが高いから
  2. 学習教材が世の中にほとんどないから

特に2番については致命的です。AWSのソリューションアーキテクト試験のように対策教材が出回っておらず、かつ実技試験であるため、質の高い学習教材は上記の2つしかない状況です。

上記の方法であればクラウド上のラボ環境が提供されてそこで実際にハンズオンでの学習が可能なため、個人でOpenShiftの学習環境を用意する必要がなく、すぐに学習を始められる点でおすすめです。

ハンズオン学習の前に事前知識は勉強しておいたほうがいい

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ただしハンズオン学習を始める前に、参考書やUdemyの動画講座でOpenShiftの事前知識を身に着けておくことを強くおすすめします。

RedHatの講座の教材は非常に簡潔にまとまっているため難易度が高く、事前知識がない状態で読んでも解読に時間がかかる可能性が高いです。

そのためEX288では、OpenShift上でアプリケーションがどのように稼働しているかについてある程度理解しておくとスムーズにハンズオン学習を始めることが出来ます。

試験に向けてのおすすめ事前学習教材

事前知識を身につけるための教材はこちらの教材がおすすめです。

オススメ教材その1

OpenShift for the Absolute Beginners – Hands-on

参考書よりも動画学習のほうが合っているという人はudemyの動画講座がおすすめです。
完全初心者向けにOpenShiftを紹介する講座となっているので最初の一歩としておすすめです。

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オススメ教材その2

OpenShift徹底入門

レッドハット社監修の参考書が発売されました。
OpenShiftを利用する上で知りたいことはかなり網羅されていてかつ丁寧に解説されているので一冊手元に持っておきたいです。

まとめ

この記事ではOpenShift Application Development(EX288)資格の紹介と、合格のための勉強法について紹介しました。

この記事を見て資格勉強始めてみよう、資格取得は置いといてOpenShiftについて勉強しようと思っていただけたらまずこちらの参考書またはudemyの動画講座から始めてみてください!

OpenShift徹底活用ガイド

OpenShift for the Absolute Beginners – Hands-on

またリモート試験を検討されている方は受験に必要な準備をこちらでまとめているのでぜひご覧ください!

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