書評「1兆ドルコーチ」誰だってリーダーになれる。リーダーを作るのはチームだから。

皆さんはリーダーシップを取った経験はありますか?

リーダーシップと聞くとスポーツのキャプテンや団体の代表のような大きな組織で特別な人が活躍するイメージがありますよね。

自分にはそんな経験はないし、特別な才能もないから、、、

と思って自分はリーダーシップとは無縁だと考えている人は多いと思います。

ですが、実はそうではないのです。リーダーとはチームの人たちが作り上げてくれるのです。そんな話を今話題の「1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンドビル・キャンベルの成功の教え」を読んで考えさせられました。

この本はGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの巨大テック企業の頭文字をとった総称)の名だたるCEOたちのビジネスコーチングを行っていたビル・キャンベル氏について書かれた本です。

ビル・キャンベル氏は今や超巨大企業であるトップがこぞって「彼がいなかったら成功できなかった」と言われている伝説のリーダーです。

そんな彼がビジネス界のトップリーダーらにどんなコーチングを行なってきたのかが書かれています。

秘訣は自分のチームに愛を持つこと

ではどんなコーチングが行われていたかというと、企業戦略のような難解なものではなく、本質はシンプルに「チームを信じて愛すること」でした。

優れたリーダーが成功してきたのは飛び抜けて優秀なスーパーマンだったからというわけでは無く、チームを愛してチームの人の幸せと成功を最優先に考えたからであると言っています。

もちろんこれだけの巨大企業のトップともなれば飛び抜けて優秀なのは当たり前でしょうが、リーダーの本質は優秀さではないということです。

誰だってリーダーになれる

この本の話を私たちの日常レベルに落とすと誰にでもリーダーになる素質があると私は思っています。

私自身も大学ではクラスやサークルの代表やテニスの団体戦のキャプテンなど10回以上はいわゆるリーダーと呼ばれるものを務めてきました。

しかし一度としてリーダーとして上手く機能できたなと思ったことはありませんでしたし、どうすればいいのか正解もわからず試行錯誤の大学6年間でした。

その中で自分の中で出した結論は「チームの一人一人に全力で向き合う」といったものでした。本書で取り上げられていたことと似ていて本当に腑に落ちました。

たくさんの経験から出た結論としては随分当たり前のように思えるかもしれません。しかしリーダーとして一人一人に向き合うのは本当に難しいことなのです。

特に自分自身もプレーヤーである場合はより難しい。自分のことだってままならない状態で何十何百といるチームの他の一人一人を気に掛けるのはちょっとの時間頑張ったくらいで成し遂げられるものではありません。

だからこそ普段からどれだけチームの人に敬意を持って接しているかが大切です。この点では日常レベルでは普段リーダーにならないような人の方がずっと優れていると感じます。

結局リーダーは一人では大したことはできません。チームがリーダーを作るからこそ存在する意味があり、チームを大切にできる人がリーダーであるべきです。つまり誰にだって素質はあるのです。

リーダーになってみて初めて見える景色もたくさんあります。自分の可能性に蓋をしないで小さなことから挑戦していきましょう!

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